先日、10代男の子で、しゃがむ際と走る際に両踵、特に左踵が痛い方が来院されました。
病院で診てもったところ踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう 別名：セーバー病、シーバー病)と診断されたといわれていました。

一種の成長痛と言われていますが、当院では筋肉の負荷と、歩き方が大きく関与していると考えています。

下腿の筋肉（腓腹筋、ヒラメ筋）は写真のように大腿骨から踵に付着しています。

この筋肉が収縮すると踵の部分に上の方に引っ張られる張力が発生します。

今回で言えばドッチボールでしゃがむ動作の反復が踵部に負担をかけている原因でした。

10代はまだ骨がまだ柔らかい為、踵に負荷がかかり続けると踵に炎症が出て痛みがでます。

さらにつま先立ちをすると踵が痛いのでペンギンのようにペタペタと歩くようになり歩き方も悪くなります。

その歩き方がさらに筋肉に負荷をかけて悪循環になっていきます。

同じような病気で足底筋膜炎というようなものもあります。

そして左踵の方が痛い原因は左に重心をかけている左重心が原因でした。

骨盤が歪んでいることで全体のバランスが左に傾いていました。

当院ではまずは、骨盤の歪みから整えて左右のバランスを整える施術から行いました。

バランスが整ったところでハイブリッド電気療法（HV）、足にローラーという器具を使い筋肉を緩め痛みを軽減させていきました。

1週間ちょっとで足の痛みも随分と楽になったと報告がありました。

しかし日常生活での生活で左に負担をかけることをすればまた骨盤が歪み痛みが出ます。

そうならないためにも当院では繰り返し骨格矯正を行うこと、日常生活指導（ストレッチ、歩き方、アイシング）に力をいれて痛みの再発防止を目標に患者様と施術を行っています！

こんなに楽になるならもっと早く来れば良かった！と皆さん言われます。

放置しておくと症状がさらにひどくなったり、長引かせたりとさらに悪化する場合が多々見られます。
当院は、お一人おひとりに合った施術を提案させて頂いています。

1ヶ月定額制もありますので安心して施術を受けられます。

お気軽にお問合せ、ご相談ください。

にじいろ接骨院古賀院
℡　092-410-6178