先日、40代男性で、重たい物を持った際に首を痛められた方が来院されました。

寝違えたような痛みで、寝違えは寝起きに起きるものだけでなく、起きていて首を捻った際も寝違えになります。
寝違えは正式には、「急性頚部捻挫」といいます。
寝違いは、人によっては繰り返し経験している方もいると思います。
原因は色々とあり、”これが原因”といったはっきりとしたものはないとされていますが睡眠時の姿勢が原因で筋肉を捻り痛みを作ったり、
普段の姿勢不良により頸椎の7番目と胸椎の1番目の歪みが原因で、痛みを引き起こす事が考えられます。

今回は”重たい物を持って”というはっきりとした原因がある為、重たい物を持った際に頸部の筋肉（肩甲挙筋、胸鎖乳突筋、斜角筋）のハリが生まれ、炎症をだし頸部に負担がかかり痛みが出た状態でした。
さらに、日頃デスクワークが主ということでデスクワークの姿勢が猫背の状態があり首に負担をかけやすい状態も痛めやすいリスクの１つでした。

首（頸椎)の上には頭部があり頭部を支える役割があります。
頭部は約５キロほどあるといわれています。

デスクワークの姿勢で頭部が前にいけば首の後ろ側、右に倒れれば左首にかなりの負担がかかります。
このように頭部の位置によって頸部の歪みがつくられます。

現代では大人だけでなく子どももスマホの普及で下を向く機会が多くなることで姿勢や首が悪い方が多くなってきた感じがします。

ストレートネック（スマホ首）になると寝違えをしやすくなるだけでなく、肩こり、頭痛を引き起こす原因にもなります。

ストレートネックを治すには程度によりますが、変形になりますのでかなりの時間はかかるかもしれませんが、アーチ（弯曲）を作ってあげる事で首の負担は減り痛みも減りますし寝違えをしにくくなります。

現在、首の痛みがある方や、よく寝違えられる方､ストレートネックでお悩みの方は、福岡県古賀市にあるにじいろ接骨院古賀院へ一度ご相談ください。